【News】2023年度から東京都立高校入試でスピーキングを採用
英語スピーキングが高校入試の新たなポイントに。
東京都では、2023年度の都立高校入試から「中学校英語スピーキングテスト」が始まります。これまで、入試の中で重視されていた「聞く」「読む」「書く」の3技能に加えて、「話す力」も評価されることになりました。配点は1020点の中の20点分ですが、1点を争う入試の中では、大事にしたいポイントです。
大阪府でも、英検®などの結果が入試に反映。
高校入試への「スピーキングテスト」の導入は、東京都をきっかけに全国に広がっていく可能性があります。
大阪府教育委員会でも、「実践的に使える」英語を重視する様々な施策を行っています。そのひとつが、府立高校の入試で、外部検定で取得した等級や点数に応じたポイントを入試の得点に加点する制度です(TOEFL iBT、IELTS及び英語検定(英検®)の合格が対象)。
「読む・書く」だけでなく「聞く・話す」力も重視。自分の考えを英語でまとめるような思考力にも重点が置かれていきそうです。
伝えたいという思いがスピーキング上達のコツ。
「聞く」「読む」「書く」「話す」のうち、日本人が最も苦手と言われているのが「話す」、つまりスピーキングです。普段から文字の英語に触れる機会が多く、読み書きに慣れている人でも、いざ「聞く」「話す」でコミュニケーションを取ろうとすると、なかなか難しい…という人は少なくありません。「読む・書く」は、インプットとアウトプットが分かれていて、自分のペースで考えられるのに対し、「聞く・話す」は、相手のペースも考えながら、インプットとアウトプットを同時進行する必要があります。この上達に近道はなく、「習うより慣れろ」、ネイティブとのコミュニケーションの機会をたくさん持ち、「聞いたこと」に対し「話すこと」が自然に出てくる「回路」を作ることが大切です。
使える英語が身につく「ネイティブ講師とのコミュニケーション」や「バイリンガル講師による解説」
ユニバーサルキャンパスでは、ネイティブ講師による英語オンリーの授業の中で、英語での問いかけに対し、英語での答えが自然に出てくるような環境づくりに努めています。特に子どもはこの「回路」を作るのが早く、英語的な発想を含めた「使える英語」に慣れることで、どんどん「聞く・話す」の力がついていきます。
また、バイリンガル日本人講師による英会話の文法解説も行い「理解してインプットする」ことで、表現力や論理的にも整然としたアウトプット力や英語検定(英検®)に役立つ力が身につきます。