KIDSサマーキャンプでの新型コロナウイルス感染対策について(2022年度)
2022年のKIDSサマーキャンプでの新型コロナウイルス感染対策について
ユニバーサルキャンパスが目指すのは、子どもたちが最高のキャンプを体験し、キャンパーとスタッフが健康で安全に過ごせるようにすることです。このお知らせでは、キャンプの様々な場面での変更点や改善点を詳しく説明いたします。
新型コロナウイルス感染症対策として前年のキャンプから「チーム&グループ」という行動のルールを導入しました。最少の単位であるチームには専属のスタッフが帯同し常に行動を共にします。バスの乗車やアクティビティなどはいくつかのチームで構成されるグループとして活動をします。同じグループ同士のキャンパーやスタッフは近距離で接触しますが、ほかのグループとは不要な接触を避けます。こうすることであるグループ内のメンバーの具合が悪くなった場合でも、他のグループは心配をすることなくキャンプを続行できるということです。
チームで行う: 基本的な行動全般、就寝(部屋のサイズにより、2 つのチームが一緒になることもあります)
グループで行う: バス、アクティビティ、食事、お風呂(男女は別)
グループ内であっても、感染の可能性を減らすため、キャンパーとスタッフにできる限りマスクを着用し、身体の接触を最小限にするよう呼びかけます。このほか、キャンプ中のプログラムは、グループ間の接触を制限することを念頭に組まれています。他のグループとの距離を取って行動し、ガイドラインの下でのみ交流できるように、例年のキャンプに変更を加えています。
3つの「密」を避けるように、グループの接触のガイドラインを策定しています。
- 異なるグループのキャンパー間の身体的な接触がある、または近距離で行うアクティビティは内容を変更するか、アクティビティ自体を取り止めています。
- すべてのアクティビティは、ひとつのグループのみで行うか、異なるグループの間に十分な距離をとって行います(例:魚釣りは2 ヶ所に分かれて行う)。
- 複数のグループが使ったり触れたりするものは、頻繁かつ丁寧に洗うか消毒、もしくはその両方を行います。
- 屋内のすべての空間は、常に換気をおこないます。
私たちは子どもたちに最高のキャンプの体験を提供することを目指します。これまでのKIDSサマーキャンプの経験から、参加する子どもたちがユニバーサルキャンパスの外国人の先生や日本人のスタッフと野外で学んだり遊んだりすることの大切さを信じています。すべてをコントロールすることは不可能であり、警戒を緩めてはいけないことは承知していますが、参加する全員が健康で安全に過ごせるように準備しますのでご協力よろしくお願いいたします。
キャンプに行く前の対策
スタッフ(外国人講師と日本人職員)の健康チェック
- キャンプに参加する職員は、新型コロナワクチン3回目の接種、又はPCR検査を受けて陰性の確認がとれた状態で参加します。※ PCR検査はキャンプの10日前を目途に受けます。
- キャンプに参加するスタッフは毎日、自身の健康状態を観察します。症状があるスタッフは、症状が消えてから 14 日間自宅待機、またはコロナウイルス陰性であることの検査結果が参加条件になります。
- キャンプ中、キャンパーと同内容の健康チェック(詳細以下)を行います。
- キャンプ終了後14日間、自身の健康状態を観察し、症状が出た場合は報告します。
- 新型コロナワクチンの接種が完了したスタッフであっても、未接種のキャンパーやスタッフの健康を守るために、警戒をゆるめないよう要請します。
キャンパー(参加いただくお子さま)の健康チェック
キャンプの 14 日前から、お子さまの健康状態の観察をお願いいたします。既往症由来ではない、新型コロナウイルス感染が疑われる症状(ページ下部に記載)がひとつでもあった場合、キャンプにはご参加いただけません。医療機関が発行する、症状を証明する書類と引き換えに、キャンプ代金を全額返金いたします。キャンプ中は毎日 2 回健康チェックを行い、健康状態を確認します。キャンプ終了後 14 日間は、ご家庭でお子さまの健康状態を観察ください。万が一新型コロナウイルス感染が疑われる症状が現れた場合は、お通いのユニバーサルキャンパスの校までご連絡をお願いいたします。スタッフも同様にキャンプ後の健康観察を行います。
お子様とご家族の皆様におかれましては、キャンプご参加の 14 日前から、不要不急の旅行や外出をお控えくださいますようお願いいたします。
お子様に新型コロナウイルス陽性の検査結果が出た場合は、政府機関および保健所の指示に従い、参加許可が出ればキャンプに参加できることとします。
新型コロナワクチン接種が完了したキャンパーであっても、未接種のキャンパーやスタッフの健康を守るために、警戒をゆるめないようお願いいたします。
マスクの持参について
- 1人8枚のマスクをご用意ください。
- 使い捨てタイプでも、再利用可能なタイプでも構いません。ただしキャンプ中、再利用可能なマスクを洗うための設備はありませんのでご注意ください。
- すべてのマスクに、ローマ字でフルネーム(姓名)を書いてご持参ください。
キャンプ施設への移動中の対策
1日目の集合時について
- 集合場所では、キャンパー、保護者様ともマスクを着用ください。
- 他のキャンパーと 適度な距離を保って並んでください。
- 全キャンパーは健康チェック表(2週間の体温・体調不良チェック)を必ずご提出ください。37.5 度以上の発熱がある場合、または新型コロナウイルスに関連する症状が見られる場合、キャンプにはご参加いただけません。キャンプへの参加をお断りさせていただく場合には、キャンプ代金を全額返金いたします。人混みや混雑による密のリスクを避けるため、健康チェック表の提出を済ませたら、保護者様はお別れの挨拶をし、すみやかに集合場所から離れていただきますようお願いいたします。
バスでの移動について
- 乗務員は始業前に健康チェックをし、マスクを着用し、手洗いを頻回に行います。
- 乗車前の車内消毒を実施します。
- 外気換気モードによるエアコンの使用のほか、随時窓を開放し、常に車内の換気を行います。
- 今回のキャンプでは車内での会話や歌を控えます。キャンパーに安心してもらえるようスタッフが自己紹介をした後は、目的地に到着するまで英語の子ども向け映画を上映します。
- 乗車前にキャンパーは手指をアルコールスプレーで消毒し、マスクを着用して乗車します。バス内では水を飲む時以外は常にマスクを着用します。
バス乗車中の食事について
- 旅行・バス業界団体およびバス会社のガイドラインに従い、新型コロナウイルスの感染防止のため、バスでの移動中の食事はできません。
- バスでの長時間の移動となるため、途中 数回のトイレ休憩をとります。間食(スナックバー)を提供します。
間食の手順
- キャンパーは、サービスエリアのトイレを使用後、決められた場所に集まります。
- スタッフはキャンパーが手をアルコール消毒するお手伝いをし、各キャンパーへスナックバーを手渡します。
- 食事中、話をしないようキャンパーに伝えます。
- キャンパー全員が食べ終わったら、スタッフがゴミを集め、キャンパーとスタッフがバスに再乗車します(スタッフはキャンパーの手指消毒を手伝い、正しくマスクを着用しているか確認します)。
トイレ休憩について
- 常にマスクを着用しトイレ休憩を行います。
- トイレ使用後は、石鹸を使って手を洗うようキャンパーに徹底します。
- バス再乗車前に、スタッフがキャンパーの手指をアルコール消毒しマスクを着用していることを確認します。
3日目の解散時について
- 場所では、キャンパー、保護者様ともマスクを着用ください。
- バスの到着を待つ間、他の保護者様との距離を十分にとって待機ください。
- 混雑を避けるために、スタッフと話をするために待つことはせず、荷物を受け取った後は、速やかにその場を離れるようお願いいたします。
キャンプ期間中の対策
部屋の中
- 使用前に丁寧な清掃を行います。以下の作業が含まれます。
- 手指がよく触れる場所の消毒
- すべての窓とドアの解放
- すべての寝具類の交換
- 換気の効率を最大にするために、キャンプでは部屋のドアと窓を日中からキャンパーが就寝するまで開けたままにします(火災予防の観点から就寝時はドアを閉めます)。
施設全体
- 手指がよく触れるすべての場所は定期的に消毒が行われます。
- キャンプサイト内のすべての建物の入り口部分、食堂の外をはじめとする多数の場所にアルコールを設置し手指を消毒できるようにします。
- 洗面所での手洗い後は、生徒が自分のタオルで手指を拭きます。
- すべての建物で、最大限の換気を行います。
日々の健康チェック
- 毎日朝と夕方に、全キャンパーとスタッフを対象に、検温および症状の有無を確認します。発熱その他の症状が認められる場合、キャンプサイトに常駐する看護師がより詳しく症状を観察し、必要に応じて、手当てや隔離を行います。
マスクの着用
保護者の皆様は、夏の暑さの中でマスクを着用することへのご心配、また、マスクで顔を覆うことで、キャンプの大切な要素であるコミュニケーションを難しくしてしまうことの懸念を持たれるかもしれません。キャンパーの安全および感染リスクを下げることとの兼ね合いをはかりつつ、最善の環境がつくれるよう考慮いたしました。
- キャンパーとスタッフは以下の状況ではマスクを外してもかまいません。
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- 食事中
- 屋外
- 入浴、歯磨き
- 就寝時(各キャンパーの希望により決定)
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- 上記以外の屋内で過ごす時間は、できる限りマスクを着用します。
- 写真撮影の際にマスクを外すことがあります。
- マスクを外した際にしまっておけるよう、キャンパーに持ち運び用のパウチを配布します。また、キャンパーは常に予備のマスクを 1 枚持ち歩きます。
食事
- 食堂に入る前に、全キャンパーおよびスタッフは石鹸と水で手を洗います。
- テーブルで向かい合う席の中央およびパーテーションを設置します。
- 毎食時、同じグループのキャンパーとまとまって着席します。
- 窓とドアを解放したままにし、換気をよくします。
- 施設の食堂の利用ルールに従います。
入浴(シャワー)
- 浴槽にお湯は張らず、シャワーのみの使用とします。
- 浴室および着替えエリアに一度に入れるのは 1グループのみとします。
- 浴室および着替えエリアは常に換気をよくしておきます。
- シャワー(持ち手、シャワーヘッドなど)、洗面台、棚、その他手指がよく触れる場所は、日々定期的に消毒します。
- 浴室内では担当の職員がお手伝いの必要なキャンパーのヘルプをします。
- 共有を避けるため、石鹸・シャンプーなどは持参いただいたものを使用します。
アクティビティ
- アクティビティではグループごとに活動するため、コロナウイルス対策は以下を主軸に比較的シンプルに行います。
- アクティビティマスターはキャンパーのグループには属さないため、グループとは適度なソーシャル・ディスタンスを確保する。アクティビティの内容および場所に応じ、適宜マスクを着用する。
- 各アクティビティの前後に、キャンパーは手洗いおよびアルコール消毒、またはそのどちらかを行う。
- アクティビティで共有する道具は、可能なものは使用前に消毒を行う。
- アクティビティのうち可能なものはすべて屋外で行うよう、スケジュールを修正しました。
- 悪天候の際は、屋内スペースを分けることで、グループごとにアクティビティを行えるようにします。グループ間には常に一定の距離を保ちます。
新型コロナウイルスの症状 以下に挙げる症状は、新型コロナウイルスに限って見られるものではありません。既往症や環境、その他の要因が引き起こしている可能性もあります。ただし、この夏は状況が特殊なため、以下のどの状態や症状も、懸念の対象となります。 ■ 接触がわかっている場合
■ 新型コロナウイルスが引き起こした可能性のある症状(ただし既往症による場合はのぞく)
■ キャンプ中の健康問題 キャンパー(またはスタッフ)に、上記の症状のうちどれかひとつでも認められた場合は、キャンプ期間中常に帯同するユニバーサルキャンパス専属の看護師がキャンパーの様子、これまでの健康状態の記録や関連性の疑われる状況などについて確認し、隔離と経過観察が必要かどうか判断します。たとえば、アクティビティ中のキャンパーに疲労が見られたり、走った後に息切れしたりした場合には、新型コロナウイルス以外の原因を疑うかもしれません。症状に対する適切な処置を行い、キャンパーに休息を与えたのちに、再度診断します。症状が消えていれば、キャンパーはアクティビティに戻ることができます。(もちろん後からキャンパーの健康状態を再度確認します。) もし看護師およびキャンプ運営責任者、もしくはそのどちらかが、症状が懸念すべきものだと判断した場合、キャンプサイト内の保健室に隔離し、24 時間様子を観察します。その 24 時間以内に症状が改善すれば、キャンパーはアクティビティに戻ることができます。もしも症状が続いたり悪化したりした場合は、保護者様に連絡し、お迎えに来ていただくようお願いします。 同チームまたは同グループの複数のメンバーに懸念される症状があり、24 時間以内に消えない場合、個々の状況を鑑み、関連保健機関に相談したのち、グループの全員を隔離し、帰宅させる可能性があります。その場合、保護者様にできる限り早くお迎えに来ていただくようお願いします。 お子様のグループのメンバーのだれかが、キャンプ中に継続する症状があったり帰宅となったりした場合、保護者様にお知らせます。キャンプ後のお子様の様子をよく観察し、医療機関受診の際にはその旨をお伝えください。 |
保護者様からいただくよくある質問
暑すぎるのでは?
キャンプ開催地は、都市部とくらべると涼しい気候です。常に安全で快適な環境を提供できるよう、扇風機を使って室温を下げたり換気をしたり、また必要に応じてエアコンも使用しますのでご安心ください。
屋内でのアクティビティは激しい動きをともないませんので、暑さに関する懸念も軽減されます。
屋外でのアクティビティでは、キャンパーに水分補給を促します。
キャンパーが暑さに対処できないときには、日陰で休ませ、看護師の助言に従って状況を判断します。
マスクをつけた状態でのコミュニケーション
先日行ったピクニックでは、スタッフは大きな声ではっきりと話すことで、マスクをつけていても問題なくコミュニケーションがとれました。
屋内では、チームリーダーは明瞭に話すことを心がけるとともに、全員が理解し、話に参加できるようにします。
お子様のアレルギー・呼吸器疾患
宿泊するロッジやその他の建物は念入りに清掃し、ホコリやその他のアレルゲンの心配を取り除きます。学校や日常生活でマスクを着用できるお子様であれば、キャンプ中も問題なく屋内でマスクを着用できるでしょう。
もしお子様に重度の呼吸器疾患があり、安全かつ比較的快適にマスクを着用できない場合は、新型コロナウイルスに感染した場合のリスクが高くなる既往症があるということであり、残念ながらキャンプの参加を見送っていただいたほうがよいと考えます。